Evernoteに一括でPDFを登録する
MacのEvernoteに、一括で複数のPDFをバッチ登録できないかと調べたら、Evernote Import Folderというaction scriptを使ってできる事がわかったのでメモ
※仕組み上PDFだけではなく、どんなファイルでもOKなず
一括登録手順
最終的に、以下のような@evernoteなフォルダを作成し、そこにファイルを放り込むと自動的にEvernoteへ登録されるようになります。(後述するが、もちろんタグ付与も自動的にやってくれる)
スクリプトのダウンロード
Evernoteへの登録自体は、Evernote Folder Actionというツールを使います。
をクリックして、最新版のEvernote Folder Action
スクリプトをダウンロードします
スクリプトの微修正
設定無しで使うと、放り込む度にタグを指定するポップアップがでてしまうので、ダウンロードしたファイル中のEvernote Folder Action.scpt
をダブルクリックでオープンします。
すると以下のようにスクリプトエディタが表示されるので、必要な箇所で修正していきます。
# ファイルの度にポップアップを出してタグを指定したい場合はON # 自動登録したい場合はOFF. この場合指定タグはEVTagに設定する property tagging_Switch : "OFF" # 上記がONの時、デフォルトで表示するタグをここで指定 property defaultTag : "@Evernote" # タグの区切り文字を指定。まぁ基本は","でいいと思う property theDelims : {","} # 登録後に入れたファイルを削除するかどうか。ONだと登録後決してくれる property delete_Files : "ON" # Tagging_Switch:"ON"の状態の時に、自動的に設定するノートブックとタグを指定する property EVnotebook : "ノートブック名" property EVTag : {"タグ1", "タグ2"}
スクリプトを登録する
Action Scriptは所定の場所に置かないとダメなので、以下のコマンドを実行して/Library/Scripts/Folder Action Script
配下にファイルをコピーする
$ sudo cp $HOME/Downloads/Evernote_Folder_Action_Files_JP/Evernote Evernote\ Folder\ Action.scpt /Library/Scripts/Folder\ Action\ Script
フォルダアクションを設定する
フォルダアクション設定画面を表示させる
デスクトップ等に@evernote
というファイル名で作成し(名前は任意)、右クリックからフォルダアクション設定…
を指定する
以下のような画面が表示されればOK
スクリプトを関連づける
左の@evernoteを選択肢、右側の+を押下して以下の画面を表示.
スクリプト選択画面中のEvernote Folder Action.scpt
を選択したら、添付を押下する
以下のように表示されたらOK
確認
適当にファイルを@evernoter
にドラッグ&ドロップして問題なければOK